第305 回例会は対面開催
日本英語教育史学会 第 305 回研究例会
期日:2025 年 11月 15 日(土) 14:00〜17:00
会場:サテライトキャンパスひろしま(504 中講義室)
プログラム:
〇 研究発表 「明治期の分科の興りと変遷」
発表者:山本鈴(県立広島大学大学院〔院生〕)
【発表者から】明治期に行われた英語分科教育の始まりから衰退までを、様々な文献調査を基に概観し、「なぜ分科は始まったのか?」「なぜ分科は否定されたのか?」をリサーチクエスチョンとして分析を行う。また、現代英語教育(特に中学校)における、「文法と本文読解の融合」、「検定教科書の面白み」といった課題解決のヒントを、分科教育の歴史のレビューを通して探っていきたい。
〇 研究発表 「臨教卒業後の学歴による評価の差は存在したのか」
発表者:鈴木聡 (鳥羽商船高等専門学校)
【発表者から】本研究は、臨時教員養成所(臨教)卒業後の学歴による評価差を検証したものである。従来、臨教卒は評価が低いとされ、卒業後に高師研究科や東京文理科大学への進学、高等教員検定合格を目指す者もいたが、それらの経歴はその後の教員人生にどのように影響したのだろうか。本研究では臨教卒業者7名を取り上げ、各自の経歴の調査・分析を行った。その結果、進学や資格取得の有無よりも、教員としての実績や最終所属機関が評価に大きく影響した可能性が明らかとなった。

お申し込みは以下のフォームから:
これまでの研究例会
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---2023年度以前の研究例会情報については現在調整中---