第303 回例会はオンライン開催

日本英語教育史学会 第 303 回研究例会
期日:2025 年 7月 19 日(土) 14:00〜17:00
会場:オンライン(Zoom)

プログラム:
〇 研究発表 「中学校英語教科書に見られるジェンダーの表され方」
  吉村 和也(御所市立葛中学校)
【発表者から】本研究は日本英語教育史学会2023年11月28日に実施された研究例会発表の続編である。本研究の目的は1947年~2020年に発行された中学校英語検定教科書におけるジェンダーの扱われ方の変遷を明らかにすることである。教科書には「隠れたカリキュラム」として生徒にステレオタイプを植え付けてしまう可能性が潜んでいる。その危険性を指摘し教科書を分析した研究も存在するが,特定の年代の教科書に限られている点や継続的に分析がされていない。そこで,本研究では1947年より発行され,採択率上位3社の教科書を対象とし,特に写真・挿絵に登場している男女の比率や登場人物の性差に起因する扱われ方を検証していく。

〇 企画:『英語教育史事典』をどう編むか
  提案者:江利川春雄(和歌山大学名誉教授)
  話題提供者:上野舞斗(四天王寺大学)
        惟任泰裕(大阪成蹊大学)
        孫工季也(金沢学院大学)
【提案者・提供者から】 本学会の50周年に向けて、私たちは『英語教育史事典』の刊行を目標に掲げたいと考えている。今回の発表では、その第一歩として編集方針や論点などの素案をお示しすることとしたい。何のために事典を作るのか、何をどのように取り上げるのかといったことについて、フロアを交えながら議論し、具体的な方向性を模索したい。

お申し込みは以下のフォームから:

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これまでの研究例会

2024年度

---2023年度以前の研究例会情報については現在調整中---