3月例会は久しぶりに全面対面で
第302回研究例会は全面対面で、専修大学サテライトキャンパスにて開催いたします。
日本英語教育史学会 第 302 回研究例会
期日:2025 年 3 月 15 日(土) 14:00〜17:00
会場:専修大学サテライトキャンパス スタジオA
(神奈川県川崎市多摩区登戸2130-2 アトラスタワー向ヶ丘遊園2階)
プログラム:
〇 研究発表 「台湾と日本の英語教科書の繋がりと分岐点―文学教材とその指導を中心に」
平井 清子 氏(北里大学)
【発表者から】台湾と日本の英語教育は,1950 年代からほぼ同じ教授法の流れを汲み,1980 年代,1990 年代とコミュニケーション重視へと移行している。しかし,文学教材の扱いには違いが生じた。一方,台湾の 1980〜1990 年代の高校英語教科書には,日本の 1970 年代の高校英語教科書「本文」からの文学教材の改編・抜粋が複数見られ,共通の文学教材も扱われたが,練習問題等は独自に編纂された。本発表では,台湾と日本の英語教科書の繋がりと分岐点,そして,交わらなかったものも含めて明らかにすることを試みたい。
〇 自著を語る「春水と英語」
発表者:森悟(本学会会員)
指定討論者:吉村和也(和洋女子大学大学院生)
【発表者から】 佐川春水は英語の達人であった。特に指導技術において右に出る者はいなかった。戦前は正則英 語学校や日進英語学校で活躍し,その見事な講義は一世を風靡した。しかし,戦争が春水の人生を 狂わせてしまう。失意のまま故郷・松江に戻った春水を蘇生させたのは英語であった。島根大学が 講師として迎えたのである。爾来 8 年間,春水は後世に残る講義を展開していく。今回は,そんな 春水と英語の関わりについて述べてみたい。
お申し込みは以下のフォームから:
今回は全面対面のため、インターネットによる配信はありません。
ご都合のつく方はぜひとも対面にてご参加ください。
これまでの研究例会
2024年度
---2023年度以前の研究例会情報については現在調整中---